monotologue TEMPO feat.志茂山裕紀

monotologue TEMPO feat.志茂山裕紀

⇒ #About 「monotologue TEMPO」

monotologue TEMPOフィーチャリング第一弾は、ソロユニット”hingis”として活動中の志茂山裕紀氏。記念すべき第一曲目は、Q本の拙い鼻歌と歌詞を、志茂山さんが透明感のある一曲に仕上げてくれた「しまうま練習曲」です。曲をつくるのも、ミュージックビデオをつくるのも初めてなので、ぜんぶ練習のつもりで作りました。

今はもう手のひらからこぼれ落ちてしまった、とても大切だったはずのものたち。を、ぎゅっと閉じ込めた透明のビー玉。みたいな歌にしたいなと思って作りました。聴いてくれる誰かの物語にそっと寄り添う音楽となったら、とてもうれしいです。

Song by monotologue TEMPO/Lyrics written by Kayo QmotoComposed by Kayo QmotoArranged by Yuki ShimoyamaCinematography by Nahoko OkaEdited by Nahoko OkaSpecial thanks Zuru Onodera


「しまうま練習曲」歌詞

しまうまが倒れて 歌うことをやめて
あなたが笑って ねぎが育った
奥まで潜って 線を引くから聞いて
夜が明けたら 色はあなたにあげる

サボテンの花は咲かない
水をあげすぎたから
水をあげすぎたから

太陽に届かない
時が経ちすぎたから
時が経ちすぎたから

ちらちら揺れる 窓際の花束
わたしの名前を 枯らさないで
足りない街路樹 早足でひとり
知らない車 灰色のキス

サボテンの花は咲かない
水をあげすぎたから
水をあげすぎたから

太陽に触れない(さわれない)
時が経ちすぎたから
時が経ちすぎたから


PROJECT MEMBER

#Arrangement

志茂山裕紀・しもやまゆうき
1980年生まれ。主にソロユニット”hingis”として活動中。2011年、ライターの田中亮太氏(snoozer、Mikikiなど)からのオファーを受け、JETSETにて1stEP”hitozuma and shin-etsu-tian”をリリース。その音楽性はJETSETから”TOKYO BEDROOM POP”と評される。その他、サトーカンナ(all about paradise/グッド・ライフ・フェロウズ)のプロデュースなど、プロデュース業も行う。⇒Twitter @yukishimoyama

#Music video direction

岡奈穂子・おかなほこ
映像作家。Q本の友人。最近サラダにハマり、もりもり食べているところ痛みを感じ、虫歯を発見。中学生ぶりに治療を行い、脳を揺らされ刺激を受ける。